旅する食べる通信
東京から新潟県に移住し、農業の大変さに気づいて「稲花-ineca-食べる通信from新潟」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてリニューアルしました。編集長が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟を作ります。
運営者情報
有限会社 フルーヴ
代表者:手塚貴子
連絡先:tabisuru@taberu.me
食材
「腹飼い」を実践、のびのび育て愛情を注ぐ!
鳥類や哺乳類のほとんどに、集団の中での順位付けがあると言われています。豚も例外ではありません。一般的には、成長に合わせて同じ体格の豚を同じ部屋に入れ変えるのですが、それでは入れ替えの度に新たな順位が付与され、豚のストレスとなります。豚は神経質で、ストレスに弱く、そのストレスは肉質にも影響を与えます。みやじ豚では、順位が変動しなければストレスにならないと考え、生まれた時から一緒で気心知れたきょうだい豚だけを同じ部屋に入れる、「腹飼い」を実践しています。
生産効率を優先すれば一部屋20頭は飼える広さですが、一回の出産数10頭前後だけを飼うことで、豚はきょうだい仲良くのびのびと育ち、一頭一頭に愛情を注ぐことができるのです。
「みやじ豚」が食べられる理由
多くの場合、生きたまま出荷される豚は市場を通じて一次問屋が買い上げ、その後屠畜場で枝肉。職人が骨を抜き、一頭そのまま販売します。二次卸業者、大手スーパー、大手外食チェーンなどを経て、消費者の元に届きます。この間に、誰が育てた豚か判別することは不可能に近くなります。しかしみやじ豚では、出荷した「みやじ豚」から必要分を一次問屋から買い戻して販売しています。「みやじ豚」は、間違いなく宮治家が育てた豚の肉なのです。
「みやじ豚」は、銀座松屋の食料品店と、みやじ豚のオンラインショップでのみ販売。直接取引のあるレストランでは、「みやじ豚」のおいしさを生かしたメニューとなって提供されています。今年春までは、みやじ豚が主催する月1~2回のBBQ大会で食べることができましたが、コロナ感染のことがあり今はお休み中です。
生産者
今回特集するのは、神奈川県藤沢市で家族経営の養豚農家、株式会社みやじ豚の宮治勇輔さんです。きつい、汚い、かっこ悪いの「3K産業」として、若者から敬遠されてきた農業農をかっこよくて、感動があって、稼げる「新3K産業」にするという思いを胸に、湘南にある実家の養豚場を継いた勇輔さん。2006年に株式会社みやじ豚を設立。弟の大輔さんとの二人三脚で、2008年には全国の優れた一握りの農家に送られる農林水産大臣賞を受賞し、「みやじ豚」をわずか2年で神奈川県のトップ豚ブランドにまで押し上げました。
2009年には、都心で働く農家のこせがれの帰農支援を目的にNPO法人農家のこせがれネットワークを設立。現在は事業承継をテーマに、農業界限らず中小企業の経営者及び後継者向けに講演及びセミナーを行っています。
とにかくおいしいこの「みやじ豚」を、旅する食べる通信の特集というレシピで、さらにおいしく味付けします。
【お届け内容】
情報誌、「みやじ豚」切り落とし+ポークジャーキー(予定)、生産者からの手紙<クール便>
2月号の申込締め切りは2021年2月8日正午です。
【お申込みからお届けまで】
ただいまお申し込みいただくと、2月号から定期購読が開始されます。
【今後の特集予定】
2021年5月号・・・『ビワ』長崎県茂木市
旅する食べる通信について
東京から新潟県に移住して米作りに挑戦、農業の大変さに気づいた手塚貴子が、この様子を消費者に伝えたいという思いから2014年11月「稲花」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてニューアルしました。「作る人と食べる人がつながるポイントは人それぞれ」と考える編集長手塚貴子が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟をつくります。
情報誌
編集長が生産者の声に耳を傾け、つくり手の思いや現場のリアルを情報誌でお届けします。どんな内容か気になる方、<デジタル版5月号>をご覧ください。
2019年8月号特集ページ
2019年8月号コラムページ
2019年8月号ピックアップページ&読者の皆様へページ
食材
2019年5月号特集 宮崎県の長友敏さん・さおりさんご夫妻が育てた「完熟マンゴー」
最近のお届け内容
読者の方から
食べる通信の魅力は、食べて読むだけでなく、他の読者の方や生産者さんと交流できることです。旅する食べる通信の読者&生産者限定facebookグループでは、素敵な投稿が!。
2019年5月号「マンゴー」特集号
読者さんからは、こんなかわいい写真も届きます。
交流イベント
首都圏を中心に、生産者や読者に手伝っていただきながら、不定期で開催しています。
編集長から
編集長の手塚貴子です。約半世紀を東京で過ごし、自分自身予想もしていなかった『移住』『米作り』。人生何があるかわかりません。
普段私たちは、その生産物しか目にすることができませんが、つくり手お一人お一人に、ご家族に、人生があります。誌面ではその一端をご紹介しています。
読んでから食べても、食べてから読んでもOK!生産者を知って食べる楽しさをぜひ、体感ください。
↓旅のお供のカメキチJr. ↓
東京から新潟県に移住し、農業の大変さに気づいて「稲花-ineca-食べる通信from新潟」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてリニューアルしました。編集長が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟を作ります。
運営者情報
有限会社 フルーヴ
代表者:手塚貴子
連絡先:tabisuru@taberu.me