食べる通信エキスポ&マルシェが無事終了しました

expo集合写真

全国の食べる通信が一堂に会した第1回「食べる通信エキスポ&マルシェ」を3月5日に開催し、無事に終了することが出来ました。マルシェゾーンも併せると600名を超える方々にご来場頂き、大変な盛り上がりとなりました!

2013年7月に東北で産声を上げた「食べる通信」は今では、北海道から九州まで26地域に広がりました。食べる通信が持つ志はひとつ。日本の食の未来をよりよくしていくことです。普段は、それぞれの地域で生産者にスポットライトを当てるべく孤軍奮闘している各食べる通信の編集長が一堂に会しするイベントを行う。それによってどんな化学反応が我々も想像がつきませんでしたが、結果は大成功に終わりました!

expo菅野智香

メインイベントは総選挙。
「うちの食べる通信が一番魅力的だ!」とそれぞれの各地域が1分間プレゼンを行いました。フランチャイズではないリーグ制をとる「食べる通信」の多様性が垣間見え、笑いあり、涙ありのプレゼンでは各通信の編集長の熱量が会場の皆様に届いたと思います。結果は、“高校生が伝えるふくしま食べる通信”が優勝し、誰もが高校生の熱い思いに心揺り動かされました。

expo福岡伸一

華を添えて頂いたのはトークイベント。
福岡伸一さんが生物的観点から「食」に関しての講演を行ってくださり、自分が今食べている物はなんなのかを考えさせられました。そして、近江正隆さんのトークショーでは都心の高校生と地方生産地をつなぐ「食育」の観点でお話しをして頂き、現代社会の課題を考える機会になりました。ご観覧頂けた皆様からは最高のご評価を頂き、まさに食を伝えるにふさわしい学びの場となりました。

expo近江正隆

そして全国から届いた食材による料理&マルシェ。
日本全国にある食べものの魅力を私たちも大変勉強になりました。各地域から届く魚介類、鶏肉、豚肉、牛肉はもちろん、なかなかお目にかかることが出来ない山菜や野菜など。北海道からは黒毛和牛生産者の松橋泰尋さんと、熊本からはあか牛の生産者井俊介さんも駆けつけてくれ、お肉を直接焼いてくれました。またマルシェゾーンでも、野菜を始め、様々な地域の特徴が光る加工品で開催時間中盛り上がり、中には持ちきれない程の袋を手にする方もいました。

expo料理

日本の各地域に生み出される豊かな食が、そこにはあります。魅力ある食を支える生産者の代弁者となることが私たち各食べる通信が行うことです。多くの共感を呼ぶことで消費者の気持ちに変化を起こし、つくる人と食べる人をつなぐ。その食を変革するコミュニティは、今回のイベントを通して、生産者と消費者の繋がりのみにとどまらず、各地域の横の地域連携の可能性を垣間見ることが出来ました。こうした関係性が広がっていく日本の食の未来は明るいと、心から感じるイベントとなりました。そこにご参加いただき、感動を共有頂けた皆様、食材を提供いただきました生産者の皆様、そして心からありがとうございました。

expo懇親会

最後になりましたが、第一回の運営においては、たくさんのボランティアさんにご協力を頂きました。この皆さんの力なしにはイベント運営することは不可能でした。またご来場のお客様にも、運営上の不手際で一部ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

expo高橋博之

イベントの最後には、日本食べるリーグ代表の高橋博之から「5年後には武道館を埋めるイベントにするぞ!」との声が上がりました。まずは、第1回の反省をふまえ、第2回を成功させるべく盛り上げて参ります。翌日に行った、リーグ会議で新たに4つの団体が仲間入りすることが正式に決まりました!今後も全国に広がる仲間を応援よろしくお願いします。

★HPがリニューアルしました★
イベントにご参加の皆様、共感した食べる通信のページを是非覗いてみてください。そして、一緒に日本の食の未来をつくる仲間になりましょう!
//taberu.me/league

★テレビ放映予定★
3月11日(金) 読売テレビ「すまたん!&ZIP!」 (関西エリア)
3月16日(水) 関西テレビ「ゆうがたLIVEワンダー」(関西エリア)
3月16日(水) 日テレ「スッキリ!!」(全国)

第一回食べる通信エキスポ&マルシェ 実行委員長 林真由北海道食べる通信

expo林真由

(写真提供:奥野誠司さん)