【2月号(3月お届け)】旬のみかん3種-三重県御浜町—

食材

極早生みかん
9月末の訪問では「極早生みかん」と遭遇

海と山が育むまち、三重県南牟婁軍御浜町(みなみむろぐんみはまちょう)

三重県のほぼ南端に位置し、三重県、奈良県、和歌山県にまたがる険しい紀伊山地を背に雄大な熊野灘を望む御浜町。人口8,121人の町は一年を通して温暖で、農林水産業、特に柑橘栽培が盛んです。
紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野及び吉野とを結ぶ古い街道の総称『熊野古道』は、有名な世界遺産のひとつ。御浜町は、七里御浜に沿って熊野速玉大社が座す新宮へと向かう「浜街道」と内陸の山側を通って最短距離で直接熊野本宮大社に向かう「本宮道」の2つのルートが通る町です。

丸山千枚田
「本宮道」を進むと隣町紀和町の棚田へも

みかん

日本ではみかんや柚子、レモンなど94種類の柑橘類が作られています(令和元年農水省特産果樹生産動態等調査より)。みかんの産地と言えば、和歌山産や愛媛産を思い出すのではないでしょうか。生産量上位3県の和歌山165,700t、愛媛132,146t、静岡115,313t、この3県だけで、日本の生産量の約49%を占めているのですから納得です。
しかし、「年中みかんがとれるまち」御浜町では約40種類ものみかんが作れています。おいしいみかん作りには、年間の平均気温が15℃以上あるとよいと言われていますが、御浜町の平均気温は17℃!水はけのよい平らな土地が多く、みかん作りが盛んですが、生産量は年間8,000tあまりと、量は多くありません。そのため、御浜町のみかんを食べたことがある人の方が、少ないかもしれません。

御浜町
壁にもみかん

付録は3月が旬の6種類の中から3品種

実は2月3月に収穫されるみかんは、一番価格が高いそうです。なぜなら、越冬させるために3層になっている果樹袋をみかん一つ一つに掛ける手間があることと、その時期に収穫されるみかんが貴重な品種であることが理由です。
今回の付録では、『はるみ』『市木オレンジ』『せとか』『不知火』『三方柑』『みえ南紀4号』の6種類の中から発送時に食べ頃のものを3種類お送りします。特に、『三宝柑』(城外不出の果樹として、三方(みかた)にのせて殿様に献上されていたちいわれる)と『みえ南紀4号』(黄色い果皮が特長で、味わいは酸味がなくほんのりとした爽やかな甘みを楽しめる)は希少種だとか!
何が届くかお楽しみに。

御浜町のみかんカレンダー
「年中みかんがとれるまち」御浜町のみかんカレンダー

生産者

今回特集するのは、有限会社御浜柑橘芝 安博さん。御浜柑橘は、みかん一つ一つを光センサーで選果していて、みかんの糖度・酸度を測定しているのが特徴です。(※一部のみかんでは光センサー選果はしていません)
みかんづくり一筋40年の現会長から代表を任された安博さんの想いなどご紹介します。

御浜柑橘

【お届け内容】

  • お届け内容:情報誌、みかん『はるみ』『市木オレンジ』『せとか』『不知火』『三方柑』『みえ南紀4号』の6種類の中から発送時に食べ頃のものを3種類、生産者からの手紙<常温便>

  • お届け時期:3月1日~予定

  • 3,300円(税・送料込)(全国一律)

2月号(3月お届け)の申込締め切りは2023年2月8日正午です。

【お申込みからお届けまで】
ただいまお申し込みいただくと、2023年2月号(3月お届け)から定期購読が開始されます。

  • 配送方法:クロネコヤマト宅急便
  • 配送日時指定:配送期間と時間指定が可能です
  • お支払い方法:クレジットカードまたはコンビニ後払い
  • 購読期間:定期購読はいつでも停止することができます

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【今後の特集予定】
2023年5月号(6月お届け):富山県朝日町の愛場さんご夫妻(付録はホタルイカ燻製)
2023年8月号 coming soom
2023年11月号 :長野県伊那市長谷で輸出米の生産を手がける「WakkaAgri(ワッカアグリ)」(付録は国内で流通していないカミアカリ※予定)

 

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旅する食べる通信について

東京から新潟県に移住して米作りに挑戦、農業の大変さに気づいた手塚貴子が、この様子を消費者に伝えたいという思いから2014年11月「稲花」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてニューアルしました。「作る人と食べる人がつながるポイントは人それぞれ」と考える編集長手塚貴子が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟をつくります。

  • 特集地域:全国
  • 発行頻度:季刊(春夏秋冬)
  • 価格:3,300円(消費税、送料込)

情報誌

編集長が生産者の声に耳を傾け、つくり手の思いや現場のリアルを情報誌でお届けします。どんな内容か気になる方、<デジタル版2021年8月号>new をご覧ください。

生産者のライフストーリー

2019年8月号特集ページ

コラム

2019年8月号コラムページ

ピックアップ&読者の皆様へ

2019年8月号ピックアップページ&読者の皆様へページ

食材

お届け例

 

2019年5月号特集 宮崎県の長友敏さん・さおりさんご夫妻が育てた「完熟マンゴー」

これまでのお届け内容をもっと見る

 

読者の方から

食べる通信の魅力は、食べて読むだけでなく、他の読者の方や生産者さんと交流できることです。旅する食べる通信の読者&生産者限定facebookグループでは、素敵な投稿が!。

2019年5月号「マンゴー」特集号

読者さんからは、こんなかわいい写真も届きます。

交流イベント

首都圏を中心に、生産者や読者に手伝っていただきながら、不定期で開催しています。

  

編集長から

編集長の手塚貴子です。約半世紀を東京で過ごし、自分自身予想もしていなかった『移住』『米作り』。人生何があるかわかりません。
普段私たちは、その生産物しか目にすることができませんが、つくり手お一人お一人に、ご家族に、人生があります。誌面ではその一端をご紹介しています。
読んでから食べても、食べてから読んでもOK!生産者を知って食べる楽しさをぜひ、体感ください。
↓旅のお供のカメキチJr. ↓


旅する食べる通信

季刊
3,300円(送料・税込)
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東京から新潟県に移住し、農業の大変さに気づいて「稲花-ineca-食べる通信from新潟」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてリニューアルしました。編集長が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟を作ります。

運営者情報

有限会社 フルーヴ
代表者:手塚貴子
連絡先:tabisuru@taberu.me

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