国内1%。希少なジャージー牛を丹後で
2019年5月号は、京丹後市で牧場を営むミルク工房そらの平林学さんを特集します。おじいさんの代に創業し、現在ご両親は平林乳業としてホルスタイン牛を育て、牛乳を出荷しています。息子さんである学さんは、大学卒業後、酪農とは全く関係ないアパレル関係の仕事に。その後Uターンしたタイミングで、日本では1%しか育てられていないジャージー牛を育てはじめました。
乳牛として一般的なホルスタインと比べるとジャージー牛は乳量が少なく、生産効率が悪いと捉えられることも多いですが、脂肪分が多いおいしい牛乳になります。「牛乳のおいしさ」をとことん追求する学さんと、丹後地域のUターン・Iターンの受け皿としても機能するそらと地域のつながりを取り上げます。
「京都食べる通信」とは?
京都と言われると何を思い浮かべますか?京都の食べものと言われると何を思い浮かべますか?寺社仏閣?舞妓?川床?おばんざい?豆腐?抹茶パフェ?ほかには・・・?知られていないだけで、京都にはまだまだ魅力があります。
京都=京都市だけでなく、特色ある26市町村から成り立っています。南北に伸びるエリアには海も山もあり、自然に溢れた実り豊かな地域が広がっています。京都の知られていない魅力を生産者を通して知ってほしい!そんな想いから、ホテル カンラ 京都・ホテル アンテルーム 京都を運営している、まちづくり会社 UDS株式会社が京都食べる通信を制作しています。
京都の魅力を探し、誌面を通してお伝えするとともにホテルに来られるゲストの方へはレストランのメニューやイベントで連動しながら実際に食べていただける場所づくりをしていきます。
ホテル カンラ 京都 のアフタヌーンティーは京都食べる通信で特集した食材をふんだんに使用しています
特集した生産者は累計15人、特集後もホテルでいただけます。
2016年11月から隔月(奇数月)発行し、2019年3月までに16人の方を特集し、その他数多くの生産者とつながり、つくる人と食べる人を繋いできました。京都で頑張る生産者を買い支え、持続的に応援していくために、ホテル カンラ 京都やホテル アンテルーム 京都では京都の食材を使用したメニュー開発を積極的に行っています。「ホテルで学ぶ、知らない京都」ぜひ、京都の生産現場を通して知らない京都を感じていただけたらと思います。