岩手県洋野町の皆さんが育てた「キタムラサキウニ」

  東北食べる通信2023年5月号は、岩手県洋野町より、洋野町のみなさんが育てたキタムラサキウニをお届けします。

 洋野町には、日本でも最大級のウニ蓄養施設、通称「ウニ牧場」があります。遠浅の海岸を削り、ウニが生息しやすい環境を人工的につくり、そこにコンブ、ワカメなど良質な海藻をふんだんに投入することで実入りのよいウニを育てる。その仕組が確立されたことで東北でもトップクラスのウニが出荷されてきました。

しかし、温暖化の影響から三陸全体の天然海藻が近年、急減し、地域の漁業に影を落とし始めています。「磯焼け」と言われる現象です。

岩手では、これまでは海藻の芽が育つ冬の時期にはウニは活動が鈍化していました。

しかし近年海水温が上昇し、冬も積極的に餌を食べてしまうため、海藻の芽が根こそぎたべられてしまうのです。これにより、各地で藻場の消失がおきています。藻場は多くの魚の住処。藻場のなくなれば豊かな漁業資源も危機に陥ります。

 

こうした危機に対して、洋野町で培われたウニ蓄養技術を生かして解決をめざそうとしているのが今回特集する北三陸ファクトリーの皆さん。「再生型水産業」を掲げ、海を豊かにしながら、美味しいウニを食卓へ届ける、北三陸ファクトリーの活動を誌面でお伝えします。

旬のキタムラサキウニとともにお楽しみください。

お届け時期は、5月下旬。冷蔵便での発送を予定しております。

(配送日のご指定が可能です。)

 

<申込締切>2023年5月8日正午


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