【2021年春号】5月お届け!北海道・オホーツク 春を告げる活〆ニシンなどお刺身セット

●お届けする食材

「北海道食べる通信」の2021年春号は、オホーツクの海の幸をお届けします。

流氷が離れていくと春の到来を感じる、オホーツク沿岸は北見市常呂(ところ)町。サロマ湖に面し、ホタテ漁が盛んですが、それ以外にも豊富な魚種が水揚げされます。

アムール川がもたらした流氷は、氷のなかで多くのプランクトンを育みます。そして流氷が明ける3月、魚、エビ、カニ、貝などたくさんの海の生きものたちに、栄養をたっぷりと与えてくれます。そして、オホーツクの漁師たちの仕事がせわしなく始まるのです。

今回の北海道食べる通信では、そんなオホーツクの春の幸のおいしさを、船上で活〆にして急速冷凍で鮮度をそのままに閉じ込めました。

 

北海道食べる通信 春号は【オホーツクのお刺身セット】

・船上活〆春ニシン(サク状)
・船上活〆ピンクサーモン(スライス)
・流氷明けミズダコ

※内容を一部変更する場合があります

船上活〆春ニシン

北海道内でニシンといえば、江戸時代から戦後までニシン漁が盛んだった日本海沿岸のイメージがありますが、実はオホーツク沿岸のニシンの漁獲量は近年、比較的安定しています。産卵のため沿岸に回帰したニシンを、船上で血抜き処理を施すいわゆる活〆を行ったあと、急速冷凍しました。薄い皮がきれいに引いてあり、脂の乗った輝く銀色のお刺身はとても美しく、食欲をそそります。

船上活〆ピンクサーモン

「オホーツクサーモン」とも呼ばれるカラフトマスは、オホーツクで水揚げされる魚のなかで、全国的にあまり知られていないもののひとつです。脂乗りがよく鮮度落ちが早いこともあって、かつてはあまり流通していませんでしたが、現在は技術の向上もあって輸送できるようになりました。美しい身の色からアラスカでは「ピンクサーモン」と呼ばれる、とてもおいしい魚です。昨年初夏に水揚げしたものですが、船上活〆と急速冷凍で、旬のままの味わいが楽しめます。

流氷明けミズダコ

北海道でタコといえば、多くの場合はミズダコを指します。コシがあるのに柔らかく、良い加減で茹であげると、プリッとした歯ざわりがたまりません。今回のタコは、流氷明け1週間程度しか行わないという希少な春先一番のタコです。タコの味わいも、タコひと筋に生きる若き漁師のこだわりも、どちらもとびきり濃厚です。

個性ある漁師たちが誇る、オホーツクの幸をぜひ味わってください。

●生産者

今回の北海道食べる通信の取材は、川口洋史(きよふみ)というひとりの漁師との対話から始まりました。

彼は、若年層を中心とした魚食離れを憂い、「オイシイ。でツナガリタイ。」という言葉を携えて、お魚教室や、販売や飲食とのコラボを手掛け、様々な人と互いの情熱を交わし、病と闘いながら魚食の普及に奔走しました。しかし昨年の暮れ、彼は多くの人々に惜しまれながら、ついに帰らぬ人となってしまったのです。

でも、彼が灯した情熱の火が消えることはありませんでした。川口さんの仲間たちは、彼の言葉や思いを胸に刻み、共に立ち上げた「マスコスモ合同会社」の舵を握って、次なる挑戦に向けて出帆しました。

それぞれの個性や得意分野を生かしながら進み続ける彼らと、川口さんが遺した”ツナガリ”という絆で結ばれた人々の物語を特集します。

 

【北海道食べる通信2021年春号】

オホーツクのお刺身セット(船上活〆春ニシン/ピンクサーモン/流氷明け水ダコ)

を5月初旬にお届け予定です。

申込締め切りは4月7日(水)まで。

 

●北海道食べる通信とは

日本の食糧供給基地ともいえるほど、魚介類・肉類・野菜・乳製品など生産量ナンバーワンを多く持ちます。広大な大地と恵まれた自然。ですが、おいしいものを作り出すのは、自然もさることながら、生産者の情熱があってこそです。北海道食べる通信は、情熱と哲学を持った生産者を追って、取材し、そのおいしさをお届けいたします。

◆発行頻度:季刊発行(年4回:1月/4月/7月/10月)

◆価格:3,980円+送料(北海道700円/東北・関東・信越・北陸・中部1,000円/関西・中国・四国・九州1,200円/沖縄1,800円)


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北海道

食の宝庫、北海道。それは大自然の恵みだけではなく、生産者の努力と信念から作り出された宝物。その思いに触れると思わず“会いに行きたくなる食物語”と共に、まだ知られざる北海道の魅力をお届けします。

運営者情報

株式会社 グリーンストーリープラス
代表者:林真由
連絡先:hokkaido@taberu.me

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