【2020年8月号】江戸時代から続く農家の7代目が作る『梨』!-新潟市南区-

食材

白根地区大郷の梨畑
大郷地区の信濃川沿いは一面梨畑

「100年前までは、新潟が梨の生産量日本一だったんですよ。新潟県らしい特集ですね」という人もいる、今回の〝梨〟特集。満を持して登場です!
約300年前の江戸時代からはじまったと言われている新潟県での梨栽培。江戸時代、大名の参勤交代の際に「越後のお国自慢」として「梨」を幕府に献上したといいます。
新潟市南区は、信濃川とその支流中之口川が流れていて、農産物に欠かせない水供給の要となっていますが、かつては洪水に悩まされました。繰り返される洪水被害、そのたびに水に浸かってしまう稲作を諦め、果樹栽培に鞍替えする農家が増えました。
果樹の中でも水による害に強い梨作りが広まり、肥沃な土壌のおかげで良質なナシが収穫されるようになりました。今やこの地域は、生産量、品質ともに県内でもトップクラスです。

あきづき

あきずき
果肉はち密で糖度が高く果汁も豊富な「あきづき」

長谷川農園が作る和梨       
【幸水(こうすい)】収穫時期:8月20日~8月末
特徴:やわらかい果肉には果汁がたっぷり含まれ、ひと口食べると強い甘みが広がります。日持ちがしません。
【豊水(ほうすい)】収穫時期:9月上旬~9月末
特徴:果肉はやわらかで多汁、きめ細かく、甘みの中に適度な酸味があります。
【あきづき】収穫時期:9月20日~10月上旬  *付録
特徴:果肉はち密で糖度が高く、果汁も豊富です。
【新高(にいたか)】収穫時期:10月末
特徴:酸味が少なく、ジューシーで風味豊かな甘さ。1個800gにもなります。
【新興(しんこう)】収穫時期:10月末
特徴:新潟生まれの梨。多汁でほどよい甘さに柔らかい酸味があります。長期保存が可能です。

生産者

8年前に〝7代目園主〟になった長谷川晴美さん。

新潟市南区の白根大郷(しろねだいごう)という梨の一大産地で、江戸時代末期から200年以上続く長谷川農園。7代目にして初の女園主が長谷川晴美さんです。晴美さんは、2人姉妹の次女。姉妹どちらかが後継ぎになることは、子どもの頃から言い聞かされていました。姉が結婚し家を出たことで、晴美さんが長谷川姓を継ぎ結婚しました。「これで長谷川農園も安泰」のはずが、8年前に離婚。急遽、晴美さんが7代目を継ぐことになりました。
いくらこれまで家業を手伝ってきたと言っても、自分が責任者となり全てを管理するとなると、そのプレッシャーは計り知れません。ましてや、農業は昔ながらの男社会。どんなお話しが聞けるのか、お楽しみに。

お届け内容

  • お届け内容:情報誌、梨(『あきづき』約2キロ予定)、生産者からの手紙
  • お届け時期:9月下旬頃〜
  • 3,300円<消費税・送料込み>(全国一律)

8月号の申込締め切りは2020年8月8日正午です。

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東京から新潟県に移住して米作りに挑戦、農業の大変さに気づいた手塚貴子が、この様子を消費者に伝えたいという思いから2014年11月「稲花」を創刊。2018年5月「旅する食べる通信」としてニューアルしました。「作る人と食べる人がつながるポイントは人それぞれ」と考える編集長手塚貴子が全国を回り〝行きたい!会いたい!食べてみたい!〟をつくります。

 

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編集長の手塚貴子です。約半世紀を東京で過ごし、自分自身予想もしていなかった『移住』『米作り』。人生何があるかわかりません。
普段私たちは、その生産物しか目にすることができませんが、つくり手お一人お一人に、ご家族に、人生があります。誌面ではその一端をご紹介しています。
読んでから食べても、食べてから読んでもOK!生産者を知って食べる楽しさをぜひ、体感ください。
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