今回のお届け
さいき•あまべ通信2020年冬号(2020年1月発行予定)では、佐伯市蒲江西野浦の河内伸浩さんが育てた「かわはぎ」をお届けします。
今は白身魚の中でも高級魚として珍重され、特に冬場は肝が大きくなり脂を蓄えます。その旨味全開のまったりとした肝を醤油にといて食べるお刺身や肝和えは絶品です。
今回の生産者
蒲江・西野浦の河内水産・河内伸浩さん
メインで「かわはぎ」の海上養殖をしているのは西野浦では河内さんのみ。15年前に蒲江に戻り、父親の養殖業を手伝うようになった伸浩さん。夏以降に1センチ満たないかわはぎの稚魚を獲り、丹念に育てていく。そして、出荷サイズになった河内さんのかわはぎは、関東を中心に高級魚として旅発っていく。また河内さんは持続可能な養殖を目指している。餌の中に多くの発酵菌を混ぜ込むことにより、魚の排泄物さえも自己浄化していくシステムになっているそうだ。「魚を育てる前に、海もきれいでないといけない」まだ思考錯誤ではあるが、おいしく、地球に優しい「かわはぎ」を育てる努力を重ねている。
河内さんの育てた「かわはぎ」をお届けいたします。
お届け内容
1月号の申込締め切りは1月8日正午まで
お申込みからお届けまで
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「さいき・あまべ食べる通信」とは?
●大分県の南部に位置する佐伯市。近くには豊後水道という最高の漁場があり、約500種の魚がいるとも言われている、とても身質の良い魚に恵まれているまちです。とはいえ、自然環境の変化、魚食魚価の低迷、高齢化による人材不足などもあり、順風満帆ではありません。また、スーパーなどで並ぶ魚たちも生産者などの顏に見えないものばかり。。。
●2017年4月に大分県佐伯市から創刊し、九州のなかでも魚がおいしいで有名な佐伯市でがんばる水産業などの一次産業従事者や水産加工業などの二次産業に携わる人びとにフォーカスを充てて、潮風・潮の薫りまでも届くようなストーリー(ヒトとコト)と、水産・農産物やその加工品(モノ)で皆さまとを繋ぐメディアです。
●大分県につながりがある方、大分県が好きな方、佐伯市出身の方、もちろん地元おおいたんし、さいきんしなどと繋がれると幸いです。ふるさとや自分の好きなまちを食べ読み支えてみませんか?知らなかった大分県佐伯市が見えてくると思いますよ。
発行頻度:季刊 (1月・4月・7月・10月)
お申込み締め切りは、発行月の8日12:00になります。