大阪食べる通信の3月号は、大阪府茨木市千堤寺の三島独活(うど)と、
三島独活の唯一の農家「千提寺farm.」の中井さんご夫婦のストーリーをお届けいたします。
三島独活は江戸時代から続く地域を代表する名産品でしたが、過疎化、高齢化の波に抗えず、
数年前にはついに、高齢の農家さん一件だけ、という状況になってしまいました。
この地で生まれ育った中井大介さんと、奥さんの優紀さんは、
このまま三島独活が無くなっていくのはもったいないという想いで、
脱サラして就農することを決意、唯一の「三島独活農家」になりました。
今では「農業はコミュニティビジネス」との想いのもと、地域の方々のみならず、
志を共にする仲間と様々な活動を通して、循環型社会の実現に奔走されています。
お届けする「三島独活」は、一般に販売されている山菜のウドとは違い、
この地域に伝わる伝統農法で「独活小屋」という小屋の中で
大切に手間暇かけて育てられます。収穫量は決して多くはありませんが、
爽やかな味わいと、梨に似たシャキシャキした食感をお楽しみいただけます。
あまり市場に出回ることのない、希少な三島独活をご家庭で味わえる、
大阪食べる通信2020年3月号からの購読申し込みは3月7日(土)まで。
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大阪食べる通信とは
大阪の生産者人口はわずか1万5千人。その半分以上が60歳以上の高齢者です。 大阪という
大都市の様々な問題で、農業を諦めたり、新規に就農を志す人も減少 するなど、このままでは
大阪で農作物を作る人がいなくなってしまいます。 そこで私たちが大阪で頑張る生産者さんと
食材をご紹介することで、大阪に 住むみなさまに大阪の農家・食材を知っていただき、
大阪の食材、農家さん のことを自信を持って語れる大阪人を増やすことを目指しています。
「知って食べる豊かさ」を一人でも多くの大阪人にお届けしたいと思います。
生産者のストーリーを特集した情報誌と、その生産者が丹精込めて育てた食材を
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