こんにちは、来月9月に宮崎県で高千穂郷食べる通信を創刊するNPO法人高千穂アカデミーの佐藤翔平です!
NPO法人高千穂アカデミーは、「過疎地を盛り上げ、魅力を世界に発信する」事を目的に集まった、民間、行政職員、地元出身者、移住者が集まった非営利団体です。
現在、僕らの住む世界農業遺産に認定された高千穂郷の農家と消費者をつなげる「食べる通信」を通じて1000人の仲間を集めるべく、クラウドファンディングに挑戦しています!
僕達の暮らす場所。
ここは九州山脈の中心、高千穂郷椎葉山地域です。自治体は高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町、諸塚村、椎葉村の5町村にまたがる山間の地域です。
昨年度末に国連機関のFAOから「世界農業遺産」の認定を受けた場所でもあります。
中には年間150万人が訪れる高千穂峡、日本最南端のスキー場、村まるごとSFC認証を受けている村など、観光資源も豊富な高千穂郷ですが、月並みに「人口減少」「高齢化」など課題は数多く存在します。
ですが、世界農業遺産の認定された地域農業が、いま崖っぷちに立たされています。
なぜ地域農業は崖っぷちなのか?
農業の課題は沢山あります。後継者不足、耕作放棄地の増加、その中でも一番の課題は消費者と生産者がお互いの事を知らない、考えない「無関心」という現状があることだと思います。
お互いがお互いの事を知らないから、自分事として互いの問題に向き合えない。
それが根本的な農業の課題だと思っています。
それなら僕らで農家の顔、思い、住んでいる暮らしを全力で、磨いて、伝える。そして消費者との間にコミュニティを作ってつながりを持ってもらえば解決に近づくのではないか考えました。
だから僕たちは食べる通信を創刊します。
農家と直接言葉を交わし、消費者と生産者が共に支えあるコミュニティが作れれば、「無関心」は「応援」となって暖かな関係を生み出すでしょう。
全力で農家の魅力発信して、消費者に伝えて「無関心」を「応援」に変えます。
さらに僕たちは、食べる通信を読んだ人がそれで終わりではなく高千穂郷に来てもらって農家さんと話して、楽しめる場所も創りたいと思います。
増えつつある空き家をリノベーションしての高千穂郷ビレッジや、高千穂郷を学ぶ食べる楽しむアグリツアーの開催などを予定しています。
実際に11月には昼はアグリツアー、夜はお酒を飲みながら高千穂の夜神楽を夜通し楽しむイベントを開催します!
最後になりますが、僕らは食べる通信を作る事が目的ではありません。
さらに言うと僕ら編集部は影の存在です。一番大事なのは農家をアイドルにして本当の価値を伝える事。
食べる通信を発刊して高千穂郷の農家の本当の価値を伝えて、つながりを作って、農家を会いに行きたくなるアイドルのような存在にしたいと思っています。
知ることから始まること、変わることがあると思います。地域農業再生に向けて行動を続けていきますので、応援の程よろしくお願い致します!
FAAVO 宮崎
地域農業再生!食べる通信で高千穂郷とつながる1000人の仲間を創りたい!
https://faavo.jp/miyazaki/project/1532