Event
購読者参加イベント
奈良食べる通信の楽しみ方は、「読む」「食べる」だけではありません。
さまざまなイベントに参加いただくことで、より深く新しい食の楽しみを体験できます。
「奈良食べる通信」2周年祭
〜2周年をむかえて〜
■ 2018年1月30日(火)
第1弾「奈良食べる通信」×「東北食べる通信」編集長車座・座談会
世界初の食べもの付きの情報誌「食べる通信」を創刊した熱い男、高橋博之氏(「東北食べる通信」編集長)を招き、我々が生きていく上で欠かすことのできない“食”と本気で向き合う場、「車座・座談会」を開催しました。
高橋氏の体ひとつ、熱い想いだけを引っさげて全国を訪ね歩き、各地域の人たちと食と農業の未来について語らうこと、なんと170回目。奈良初開催となる今回は、もちろん、「奈良食べる通信」編集長の福吉貴英も参加。奈良の、いや日本の食の未来について熱く語らうことができた一晩となりました。
■ 2018年1月31日(水) 第2弾「奈良の生産者×シェフ」フォーラム
<基調講演&トークセッション>
◎ 基調講演
「食と農から考える人類の未来」(45分程度)
「東北食べる通信」編集長 高橋博之
◎ トークセッション
「“つくる”と“たべる”をつなげる『食べる通信』の可能性」(60分程度)
「奈良食べる通信」編集長 福吉貴英
「東北食べる通信」編集長 高橋博之
「健一自然農園」伊川健一
自分たちの力では及ばない自然と対峙し、日々、自問自答を繰り返しながら、去年よりも良いものものを作ろうと野菜や生き物に向かい合う生産者たち。「奈良食べる通信」とご縁のある生産者は“つくる”ことに想いを持っています。そのストイックさゆえ、時に孤独を感じることもあるとか。“つくる”ことに真摯に向き合い、想いのある生産者が集まり語らうことで新しい価値や気づきが生まれるはず。そして、その場に食材の目利きができるシェフにも参加いただき、彼らの食材の魅力や生産者に対しての要望をぶつけてもらうことで、化学反応が生まれる。私たち「奈良食べる通信」は、奈良の“つくる”にまつわる新たなステージを見てみたい。そんな機会を作ってみたい。「奈良の生産者×シェフ」フォーラムを開催しました。
ビルボードライブ大阪×奈良食べる通信
「FOOD×MUSIC×ART NARA」
2017年9月1日(金)〜11月30日(木)
『第32回国民文化祭・なら2017』『第17回全国障害者芸術・文化祭なら大会』の開催に合わせて、9月1日(金)〜11月30日(木)の3カ月間、「ビルボードライブ大阪」と「奈良食べる通信」がコラボレートした奈良フェア『FOOD×MUSIC×ART NARA』を開催しました。今年で10周年という節目を迎えた「ビルボードライブ大阪」。このイベントを通して、世界のさまざまなジャンルの音楽文化と奈良の食文化を融合させ、その魅力を発信すると共に、大阪を中心とする県外の方に向けて奈良食材をPRし、奈良へ訪れてもらうきっかけになれば…。期間中は、「ビルボードライブ大阪」で開催される音楽イベントに合わせて、「奈良食べる通信」が厳選する奈良の食材を使用した料理と奈良の地酒も登場。音楽に耳を傾けながら、県内外の多数のお客さまに奈良食べる通信に過去登場した生産者の食材を味わっていただきました。 【ビルボードライブ大阪】 大阪・西梅田のランドマーク「ハービスPLAZAENT」の地下2階、地下通路とダイレクトに連絡しているビルボードライブ大阪。 毎月さまざまなテーマで、ライブイベントを開催。ハイクオリティなエンタテインメントを発信する。
「奈良食べる通信FOOD FAIR 〜食でめぐる奈良〜」@枚方T-SITE
2017年8月1日(火)〜13日(日)
「無印良品」に続いて「枚方T-SITE」ともコラボイベントを企画!期間中、普段購入できないバックナンバーと、「大和茶」や「古代米」「吉野本葛」など過去特集した食材を同時販売。また8/1(火)の初日には、1F『フジマル食堂』にて「奈良食べる通信ごちそうライブ」と題したコラボディナーも実施。次号8月号で特集する寺田農園の寺田昌史さんにゲストで登場してもらい、同店のシェフに奈良食べる通信で取り上げた食材を使用したスペシャルディナーを作っていただきました。そのほか、「生産者と編集長のトークセッション&NARA MARCHE〜夏野菜市とナラノコト〜」など1日限りのイベントも行い、2週間で“奈良食べる通信を食べ尽くす”イベントとなりました。これで終わりではなく、大事なのはここからで。次なる企画は、同施設が運営する「T-TRAVEL」の旅をテーマに、参加者を畑に連れて行くツアーを実現したい。
「森のごちそう原木しいたけを収穫して食べよう」
@無印良品 有楽町店
〜生産者:2016年4月号「原木しいたけ」 岡本隆志〜
2017年7月15日(土)
「無印良品」×「奈良食べる通信」のコラボ企画が実現、東京にある有楽町店でワークショップを開催しました。今回は、吉野から岡本さんが育てるしいたけの原木をハイエースに積んで、岡本さん、編集長、私の3人で上京。「東京の人たちに、岡本さんの原木しいたけを一目見てもらいたい」その想い一つで運転すること、片道7時間。菌床と原木の違いの話や編集長×岡本さんのトークセッションに合わせて、吉野の生産現場を動画で上映、最後に原木しいたけを収穫して食べてもらうまでを体験いただきました。私たち編集部ができるのは、「つくる人」と「たべる人」の“つながり”をつくること。これがきっかけとなって、今後、ワークショップに参加した人たちがスーパーや直売所で、市場9割を占める「菌床しいたけ」ではなく1割にも満たない「原木しいたけ」を探すようになってくれたら…。そんな小さなうねりを積み重ねることが大事なんだと感じました。
「山のごちそうをいただきます」手作りハム・ソーセージ工房ばあく
〜生産者:2016年8月号「ばあく豚」 泉澤一家〜
2017年6月4日(日)
読者と一般参加者30名を募り、五條で泉澤農園が育てるブランド豚「ばあく豚」のツアーを開催。イベント当日は、普段入れない養豚場の見学に合わせて、みんなで山に入って“山の恵み”を収穫。竹を切り倒して器にし、ばあく豚のミートローフを作ったり、竹筒でごはんを炊いたり、山に自生する蕗(ふき)を収穫したり、麦畑で茎の部分を切ってストローづくりまで。生産者と参加者の交流以上に、その場ではじめて出会った人たちが、協力し合いながら、畑で採った野菜の土を洗ったり、蕗の下処理をしたり、ピザ釜の火をおこしたり…。大人も子どもも、一人ひとりができることを役割分担しながら、一緒に料理して、一緒に食卓を囲む時間が何よりいいなぁと感じました。昔は当たり前だった日常の風景が、今では“非日常”になりつつある。そんな体験をした一日。
「奈良食べる通信1周年記念祭」を開催しました!
~これまでの365日と、これからの365日~
2017年1月28日
1月28日(土)、奈良市にある『cotocoto』さんにて、「奈良食べる通信1周年記念祭」を開催。過去に取り上げてきた歴代の生産者をすべて集め、生産者×読者×食べる通信編集スタッフが直接つながる大交流会となりました。
第1部では、2017年の始まりの月ということもあって、参加者にお餅を振る舞う「餅つき大会」と生産者が実際に野菜を販売する「プチマルシェ」を開催。また、創刊から1年間の想いを綴ったドキュメンタリー映画を作成。過去取り上げた生産者の総集編と食べる通信編集スタッフの想いをショートムービーにして上映しました。
第2部では、「奈良食べる通信」レシピ担当・中山咲子さんを招いて、歴代の生産者の食材をふんだんに使った料理を振る舞う、スペシャルディナー&交流会を開催。実際に過去掲載したレシピが登場したり、生産者同士の食材コラボも実現!料理を食べながら、目の前にその食材をつくった人がいる、なんとも贅沢な時間となりました。
最後に、編集部から「奈良食べる通信」オリジナルトートバッグと軍手、そして苗をプレゼント。1年目は、種を植えてようやく出てきた芽。2年目は、生産者と読者の皆さまと一緒に「奈良食べる通信」を育てていきたいという意味も込めて。
1周年祭を開催し、改めて「生産者と消費者がつながる」ことに原点回帰したい。この1年は、本をつくることと食材を無事に届けることに奔走した365日でしたが、2年目はその先にある「実際につなぐこと」に尽力したい。食べものをつくる生産者、それらを食べる読者、そしてその両者をつなぐ編集部、この3者がもっとランダムにかき混ざって、奈良の食がますますおもしろく、豊かになることを願って。
明日香村で御田植え祭りを開催!
~樽井一樹さんが自然農で育てる古代米~
2016年6月26日
vol.7(12月号)で特集した樽井一樹さんの“いのちめぐる” 畑の上より
「いのちがめぐる畑」。樽井さんは自分の畑をそう呼びます。すべての生き物を敵としない、むしろそのいのちを借りながら、土を耕すやり方。だからなのか、樽井さんのお米と野菜はすごく元気。ものすごい生命力を感じる。それはきっと、自然農というあり方に答えがあるのだろう。種が持つ力を信じて、最大限その力を引き出せるよう、樽井さんは少しだけ手を貸す。そんな野菜と樽井さんの素敵な関係。命の輝きを実感できる畑がそこにある。
そして、そんな樽井さんと一緒に、12月の特集に先駆けて、古代米の田植え祭りを開催!明日香村で育てられる古代米は、通常「赤」「黒」「緑」の3種だが、樽井さんは、ここに独自の「香り米」と「御神米」をブレンドする。地元の人たちと一緒に、大人も子どももみんな裸足になって、土に足を踏み入れる。土の匂い、土の温度、土の感触。どれもが新鮮で、最高に気持ちいい。昔からこの土地で歌われてきた田植え歌を歌いながら、みんなで太鼓を叩いて、踊る。これぞ、昔ながらの御田植え祭り。参加者みんなの笑顔がとても印象に残る。