山形県真室川町・高橋伸一さんが育てた「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)」

東北食べる通信7月号では、山形県真室川町に伝わる伝承野菜「勘次郎胡瓜(かんじろうきゅうり)」をお届けします。

120年前に伝わり、タネを受け継いだ勘次郎家の人々が「絶対にタネを絶やすな」という先祖の言い伝えを守って大切に繋いできました。今では10数名の生産者の手によって真室川町だけで栽培されている珍しいキュウリです。

 

ずんぐりした淡い黄緑色をしており、非常に水分が多く、キュウリ独特の青臭さが少ないのが特徴です。

特集するのは、高橋伸一さん(43)。代々この地で農業を営む一家に生まれますが、高校卒業後すぐに役場に勤めます。そこで、地域には連綿と続く伝承野菜や藁細工などの手仕事があるものの、継承者が減り、風前の灯火となっている現実を知りました。役場で継承者を探す仕事をするうちに、自分自身が継いでいく者になりたいという気持ちが芽生えました。そしてとうとう、22年間勤めた役場を退職し、3年前に農家になりました。

 

みなさんがよくご存知の「キュウリ」とは全く姿形が異なる「勘次郎胡瓜」。高橋さんの物語とともに、特徴を生かして食べるレシピもご紹介します。

 

<申込締切>2019年7月8日

 

 


東北食べる通信とは?

 

独自の哲学でおいしい食べものを作り続ける東北各地のスペシャリストたち。毎月1回、彼らにクローズアップした特集記事とともに、彼らが収穫した食べものをセットでお届けしています。

 

生産者の迫真ドキュメンタリー

編集部が生産者を徹底取材。生産者の生き様と生産現場のリアルを情報誌でお届けします。

 

 

貴重な食材をご自宅で

市場にはなかなか流通しない、貴重な食材を現地直送でお届け。旬の食材をお楽しみください。

 

情報誌について

情報誌では、編集部入魂の生産者ストーリーの他、フードデザイナー中山晴奈氏監修のレシピをお届けします。手軽にできるものから、手間ひまをかけるものまで、東北の食に親しみを感じられるレシピをお試しください。

 

お届けイメージ

毎月1回、食材と情報誌をセットでお届けします。配送日やオプションのご指定も可能です。

 


 

 


東北食べる通信

月刊
2,680円(送料・税込)
東北

編集部が東北中を駆け回って惚れ込んだ、農家さん・漁師さんの物語をお届けします。茎付きのサトイモ、殻付きの牡蠣…一緒に届ける食べ物もなるべく自然に近い状態にしています。ぜひ家庭で畑や海の香りを楽しんでください。

運営者情報

株式会社ポケットマルシェ
〒025-0096 岩手県花巻市藤沢町446-2
TEL:0198-33-0971
代表者:高橋博之
運営責任者:岡本敏男

連絡先:info@taberu.me

この食べる通信を購読する