生でのおいしさを追求する八幡市・かみむら農園の冬野菜

「京都食べる通信」最新号(2019年1月号)の購読受付は終了しました。
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野菜も笑いもとれる農家の、野菜嫌い撲滅運動

2019年1月号は、八幡市のかみむら農園 上村慎二さんを特集します。誰でもウェルカムな、とっても陽気な上村さんに誘われて初めて畑に伺ったのが昨年の3月。
雑草が生い茂る畑。どこに野菜が生えているのだろう?と疑問に感じたのもつかの間、雑草の合間から負けじと生えるほうれん草を引き抜き、「軸から食べた方が甘いで」と渡されました。今まで、おいしいほうれん草について全く考えたことのなかった編集長は、その衝撃的な甘さと、葉っぱの分厚さに感激したことを覚えています。「これ、ほうれん草?!」と。 特有のえぐみが感じられないのでした。
冬が深まり冷え込めば、なんと糖度13度まで上がるそうです。なぜこんなに甘いのか?
それは、植物性肥料のみでつくられた、かみむら農園オリジナルの土づくりに理由がありました。

 

 

上村さんは、冬はほうれん草や大根、あやめ雪かぶ、夏は四葉きゅうりやオクラなどを有機栽培で育てています。「生で食べておいしい野菜」を追求した上村さんのお野菜の中から、1月号は八幡で昔から栽培されているほうれん草と、栄養価コンテスト1位に輝いた大根をお送りします。根っこまで甘いので、捨てずに食べていただけたら幸いです。(先日、かみむら農園さんの野菜を使ったイベント開催し、ほうれん草嫌いだったお子様が生でパクパク食べている姿を拝見しました。野菜嫌いな方にこそ、ぜひ)

 

 

「京都食べる通信」とは?

 

 

京都と言われると何を思い浮かべますか?京都の食べものと言われると何を思い浮かべますか?寺社仏閣?舞妓?川床?おばんざい?豆腐?抹茶パフェ?ほかには・・・?知られていないだけで、京都にはまだまだ魅力があります。

京都=京都市だけでなく、特色ある26市町村から成り立っています。南北に伸びるエリアには海も山もあり、自然に溢れた実り豊かな地域が広がっています。京都の知られていない魅力を生産者を通して知ってほしい!そんな想いから、ホテル カンラ 京都ホテル アンテルーム 京都を運営している、まちづくり会社 UDS株式会社京都食べる通信を制作しています。

京都の魅力を探し、誌面を通してお伝えするとともにホテルに来られるゲストの方へはレストランのメニューやイベントで連動しながら実際に食べていただける場所づくりをしていきます。

 

ホテル カンラ 京都 久美浜梨と丹後の日本酒のカクテルフェア

 

特集した生産者は累計13人、特集後もホテルでいただけます。

2016年11月から隔月(奇数月)発行し、2019年1月までに13人の方を特集し、その他数多くの生産者とつながり、つくる人と食べる人を繋いできました。京都で頑張る生産者を買い支え、持続的に応援していくために、ホテル カンラ 京都やホテル アンテルーム 京都では京都の食材を使用したメニュー開発を積極的に行っています。「ホテルで学ぶ、知らない京都」ぜひ、京都の生産現場を通して知らない京都を感じていただけたらと思います。