8/28(日)開催「Iターン編集長が語る”移住”」(第2回食べ通オープンミーティング)会場レポート

第2回目となる食べる通信オープンミーティングは、「Iターン編集長が語る移住」をテーマに、新潟から2名の女性編集長をお招きしました。当日は、飛び入りも含め約30名が参加。出身も経歴も世代も違う女性お二人が感じた地域の魅力や、移住にまつわる本音が飛び交う場となりました。

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新潟県は、実は日本で5番めに広い県。同じ新潟といっても、手塚さんの住む新潟市西蒲区(読めますか?「にしかんく」です!)と井上さんの移住先である山岳地帯の魚沼市では、まわりの風景も積雪量も、人口も違います。「100坪の古民家でシェアハウス」「冬は除雪車のうしろを走らないと帰れない」「近所の子供になつかれすぎて」といった体験談には、参加者のみなさんも興味津々の様子でした。

また、「最初から仲良くしてくれていたけど、一冬越したら頼りにされるようになった(井上さん)」「3年目に入ったら、周りの見る目が変わった(手塚さん)」など、着実に地元との関係を築いていったお二人。移住先で食べる通信を創刊し、地域の人たちを巻き込みながら協働することで、より確かな結びつきが生まれたと話してくれました。

会の後半では、編集長オススメの枝豆や甘酒を囲んで輪になり、すっかり打ち解けた雰囲気に。「移住を決めたときのご家族の反応は?」という質問に対して、来場していた井上さんのお母さんがお話くださる一幕もありました。

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(魚沼食べる通信編集長の井上さん(右から4番目))

 

”手塚のたんぼ”を中心に人の輪を広げている手塚さんと「自然豊かなふるさとがほしかった」という井上さん。それぞれが初めての経験に戸惑うこともありながら、人との出会いを大切に、移住暮らしを楽しんでいる様子が伝わり、懇親会では「田んぼに遊びにいきたい!」「おふたりの活動を応援したい!」と、さっそく次のステップの話が飛び出しました。参加者からは「リアルな話が聞けてよかった」「お二人がいきいきと話している姿が印象的だった」との感想が寄せられました。

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(稲花〜食べる通信from新潟〜編集長の手塚さん。翌日、このイベントでの出会いを通じて、「稲花の強みがわかった!」と目を輝かせていらっしゃいました。)

 

お二人のこと、それぞれの通信についてもっと知りたいという方は是非こちらからお申し込みください。

稲花

 

稲花 – 食べる通信 from 新潟 –

米作り3年目の編集長が、農業と女性・家族にスポットをあてて取材する『情報』と、農家指導のもと、編集長と一緒に未経験者でも参加できる本格的農業体験の『場』を届ける稲花!2015年はのべ100人が体験。今年はあなたも!

//taberu.me/ineca/

 

魚沼

魚沼食べる通信

「おかずがいらないほど美味しいお米」の産地には、お米と一緒にお勧めしたい食べ物がたくさんあります。魚沼産コシヒカリと、そのお米に合うおかず。作る人と、食べる人。お米で結ぶつながりを作っていきたい。

http://uotabe.tumblr.com/

 

 

第3回は9月25日(日)開催!「北海道食べる通信」編集長の林真由さんをゲストにお迎えします。どうぞお楽しみに!

 

(文:渡辺 瑛子)