4/18 シェフ・松嶋啓介氏主催
料理教室コラボレーション―東北食べる通信―


料理教室コラボレーション

レストラン「KEISUKE MATSUSHIMA」のシェフ・松嶋啓介氏と「東北食べる通信」のクッキングデモンストレーション(寺小屋)&ランチ会を開催します。

お申込み・お問い合わせは
TEL 03-5772-2091

Lunch:2016年4月18日(月)
テーマ:アスパラガス サヴァイヨンソース
料 金:1名さま8,000円
定 員:20名
時 間:10:45 受付
11:00 クッキングデモンストレーション
12:00 食事 アミューズ、前菜、メイン、デザート
     飲物 スパークリングワイン、白、赤ワイン

※料金には、コース料理、ワイン、サービス料、税金が含まれます
※お支払いは、ご来店時にご精算していただきます
※お申込みは先着順で、定員となり次第締め切りとさせていただきます

食は人をめぐり合わせ、人を育て、人を豊かにする。そんな食文化の架け橋になりたいと説くシェフ松嶋啓介。 “寺子屋”ではニース料理の基本を始めフランスの地方料理など、松嶋啓介シェフがナビゲートしていきます。目からウロコの料理テクニックやコンセプト・ロジック・ディテールをもとにシェフの解説にもご期待下さい。

お申込み・お問い合わせは
TEL 03-5772-2091
KEISUKE MATSUSHIMA
東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F

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(以下、高橋博之より)

松嶋啓介

違いがわかる男、松嶋啓介さんと料理教室「食の寺子屋」を始めます。

啓介さんは25歳でフランスのニースにレストランを開業し、外国人として最年少の28歳でミシュランの一つ星を8年連続で獲得した日本を代表するシェフのひとりです。原宿に構えるレストランもミシュランの一つ星をとっています。フランス芸術文化勲章も最年少で受賞するなど、若くして輝かしい実績を積んできた九州男児です。

啓介さんは、ルーツ、オリジンが大事だと、いつも言います。ガウディの設計図のない未完の最高傑作"サクラダファミリア"の主任彫刻家、外尾悦郎さんとも親交が深く、こう教えられたそうです。

「自分はどこからやってきたのか。それを確認する手段がアイデンティティーであり、ふるさとの味の記憶がそれを育む。ふるさとの味を記憶している人間はどこでも自立して生きていくことができる。負けても帰れる場所があるから、東京に出て、あるいは世界に出て挑戦できる。挑戦するためには勇気が必要で、その勇気はふるさとの愛情(家族や友人の支え)があるからこそ生まれる」。

啓介さん自身、東京で武者修行をしていた時代、実家からダンボールで送られてくる明太子と博多ラーメンに支えられたそうです。また、フランスに渡るとき、「ダメだったら戻ってくればいい」と、父親から快く背中を押されたそうです。そして、渡仏後の苦難の修業時代を支えてくれたのもまた、ふるさとの家族の言葉だったそうです。だから、勇気を出して勝負できたと当時を振り返ります。

ふるさとの味が薄れつつある日本は、上京した地方出身者の根なし草化が進んでいます。世界に挑戦する若者もどんどん減っている。例えば、スペインのバルセロナでは、人々はふるさとの味を覚えているから、どんどん世界に出ていく。そして、ふるさとの味を世界に伝える。伝えられた人たちは、バルセロナに行ってみたくなる。だから観光客が多い。「食と観光はセットで、これが日本にはない」と、政府が押し進めるクールジャパン構想にも警鐘を鳴らします。

終戦後、焦土と化した原宿にバラックを建てて暮らす日本人を横目に、フェンス一枚隔てて突如出現した「あまりにも豊かなアメリカ」。ワシントンハウス(在日米軍施設)の原宿から始まったんだから、原宿から食文化を取り戻そうと原宿にレストランを構える啓介さん。同じく東北の食文化を守るために始めた「東北食べる通信」。目指す山頂は一緒なので、日本の旬の食材を料理しながら、地方料理を大切に受け継ぐフランスの食文化も学び、味わう料理教室を啓介さんの原宿のカフェで始めることにしました。ちなみに啓介さんは味覚教育にもうるさいです。まずは大人から始めます。じゃないと子どもに教えられないですからね。

第1回目の食材は、東北食べる通信4月号で特集する福島県喜多方市の江川正道さんが育てる「アスパラガス」です。江川さんは、地元の若者たちを雇用し、広がる耕作放棄地を開墾するところから始め、アスパラを生産しています。ふるさとの喜多方を「食」の力でなんとか元気したい、自分のルーツである喜多方をなんとか未来に受け渡していきたいとの思いで、がんばっている若者です。

この料理教室は、日本の四季折々の自然が生み出す多様な食文化を守り育て、次世代に受け渡すことを目的とする料理教室です。趣旨にご賛同されるみなさまのご参加をお待ちしております。特にも福島県会津地方をルーツとするみなさま、ぜひ、ふるさとのアイデンティティーを呼び覚ましにきてください。日本の食の未来を憂う仲間との新たな出会いもあると思います。

交流を深めるために、くるまざと同じ20名定員です。参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。