宮城県女川町の漁師と一緒に銀鮭をさばいて頭から尻尾まで丸ごといただきつつ宮城のお酒も楽しむ会開催しました!【イベントレポート】

7月22日、東京都内で東北食べる通信6月号で特集した宮城県女川町の銀鮭漁師・鈴木真悟さんを招いて銀鮭をさばき、一緒にいただくイベントを開催いたしました。

6月号でお届けし、召し上がっていただいた時点から鈴木さんの銀鮭は大好評で、イベントもキャンセル待ちのお客様が出るほど大盛況でした。お申し込みいただいた皆様、本当にありがとうございました。

まずは鈴木さんから漁師になるまでのお話や、銀鮭という魚についての説明がありました。鮭は一番身近な魚ですが、普段はどんな種類の鮭を食べているのか・どうやって育てるのか・国産の鮭事情、さらには東京オリンピックに向けて漁業界が揺れている資源管理の問題など、鈴木さんのお話はどんどん広がっていきます。そして、鈴木さんたちの手によって半年以上育てられた銀鮭が登場すると会場からは歓声が!

 

鈴木さんによる銀鮭のさばき実演です。「上手くやろうとしなくていいんです。漁師もさばくのは得意じゃないんです」とのこと。参加者からは「さばき方がわかったので、来年は一匹買って自分でさばいてみたい!」という意見も寄せられました。

 

そしてその場でさばかれた銀鮭を皆さんの目の前でお寿司にしてくれたのは、寿司職人の今井竜介さん。「寿司職人として10年働いてきたけれど、漁師さんの知り合いが全然いないことに気づいたんです。これからはもっと生産者に会いたい」と語る今井さんは、今回ボランティアでイベントにご協力いただきました。

 

 

今井さんの手によって握られた銀鮭のお寿司。美しく、キラキラと輝いていました。この他にも、漬けの握り・6種類のソース・手巻き寿司・手作りスモークサーモン・あら汁など、銀鮭を丸ごと味わいつくすお料理が並びました。

 

 

7月号で特集する会津若松市の大友 佑樹さんの麗華トマトも登場しました!キンと冷やして蜂蜜をかけて、デザートとしていただきました。7月号への期待も高まります。

 

 

もっと鈴木さんのことを知りたい!という方に囲まれ、鈴木さんは始終皆さんからの質問攻めに遭っていました。気になることをどんどん作り手に聞けるのも、直接会う素晴らしさですね。
今回のイベントは、読者の方にもたくさんボランティアスタッフとしてご参加いただき、スムーズに進行することができました。ご来場いただいた皆様・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
銀鮭の水揚げは7月末まで。最後の一踏ん張りのために、鈴木さんは翌朝すぐに女川に戻られました。

 

 


東北食べる通信

月刊
2,680円(送料・税込)
東北

編集部が東北中を駆け回って惚れ込んだ、農家さん・漁師さんの物語をお届けします。茎付きのサトイモ、殻付きの牡蠣…一緒に届ける食べ物もなるべく自然に近い状態にしています。ぜひ家庭で畑や海の香りを楽しんでください。

運営者情報

株式会社ポケットマルシェ
〒025-0096 岩手県花巻市藤沢町446-2
TEL:0198-33-0971
代表者:高橋博之
運営責任者:岡本敏男

連絡先:info@taberu.me

この食べる通信を購読する