「高校生が伝えるふくしま食べる通信」活動報告会
会場レポート


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10/15(土)、第4回目となる「食べる通信オープンミーティング」が開催されました。
―食べ通オープンミーティングとは?
 各地の編集部を招き、地域で起きていること、各食べる通信の挑戦や学びをシェアをする場として
 定期開催しているイベントです。(日本食べる通信リーグ主催)

今回登場した編集部は「高校生が伝えるふくしま食べる通信」(通称:こうふく通信)
「大好きな福島が誤解されて悔しい。だから福島県に対する風評被害を払拭したい」「自分たちができることから復興に貢献したい」そんな志を持って食べる通信を刊行している高校生たちを福島から招き、彼らの福島への想いやこの活動を通して得たものについて報告して頂きました。

当日の運営をお手伝いしてくれた留学生のキムアルムさんから、イベントレポートをお届けします。ご参加頂けなかった方にも、当日の様子を少しでもお伝えできれば幸いです。

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〈トークセッション〉高校生たちが自分の言葉で想いを語りました

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2015年の夏の創刊号を皮切りに、7冊の情報誌を発刊した 「こうふく通信」は、菅野さんの 「自分が大好きな福島が誤解されていることが悔しくて、福島の想いを届けたい」という思いから始まりました。今は菅野さんは卒業しましたが、彼女の考えを共感している仲間やその後輩たちが彼女の志を受け継いでいます。また、福島の復興を担う人材の育成にあたって、第1期生から第2期生にお互いの志を伝え、次の新しい世代が引き継ぐ 「憧れの連鎖」のプロセスを展開しています。

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▲こちらは高橋明子さんが提出した原稿に事務局椎根さんが赤入れした原稿です。
 左が初めて担当した2016年夏号、右が二度目に担当した2016年秋号。
 添削箇所が激減していることから、彼女の成長が伺えます。

赤いペンでいっぱいになったスライドの原稿で参加者のみんながどっと笑いました。そして、次のスライドを見た瞬間、会場では感嘆の声が上がりました。たった2枚のスライドを通して、文章力と言葉を選ぶセンスなど、号数を重ねることで成長した彼女たちの姿を見ることができました。参加者たちから原発事故のことや福島の食の安定性の問題など厳しい質問が続きましたが、言葉を選びながら自分の考えを真剣に話す彼女たちに、みんな大きな拍手と応援を送りました。

高校生をバックアップしてこうふく通信を運営している「あすびと福島」事務局長の椎根さんは、高校生たちの自主的な参加を通して、学校や塾で学ぶことができないことを経験し、それが自分自身の成長につながる取り組みとなるよう努力をしていると語りました。その経験を通し、“新たに学びたいことが生まれました。”、“自分たちの将来の幅が広がっています。“と答える高校生たちの話を聞いて、彼らが作っていく福島の未来に期待を持つようになりました。
最後に、椎根さんが編集部員の一人一人にメッセージを読み上げました。 彼女のメッセージを聞きながら目頭を熱くする参加者の姿も見られました。高校生たちがこうふく通信に参加することになったきっかけは、皆それぞれ異なりますが、自分の地域を愛する気持ちをもっと発信したいと思う気持ちは皆同じでした。その彼女たちの情熱に感動し、彼女たちの大ファンになり、こうふく通信も心から応援したくなりました。  

(文:キム アルム)
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〈交流会〉石田さん渾身のレシピ「恋ピザ」を囲んで

初代編集長である菅野さんからの「皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたしまして・・」と大人さながらの乾杯挨拶で交流会がスタート。彼女が高校生だった頃をご存じの方々は、菅野さんの成長ぶりに改めて驚いていらっしゃいました。

2016年夏号で取り上げた廣瀬さんの鯉の甘露煮を使った「恋ピザ」をご用意。レシピを考えた高校生石田あやめさんからは、生産者さんのこだわりやレシピ開発時の苦労話をしてもらいました。本当に高校生がレシピを考えてるんですね!という驚きのお声もあがっていました。

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ご参加頂いた皆様にご記入頂いたアンケートには、文字がびっちりでした。
 「彼女たちの地域への愛情とまっすぐな心を感じることができてよかった」
 「応援してきた彼女たちの成長を直に感じることができた」
 「リアルな高校生の声を高校生の感性で言葉にしてることに感動した」
 「同じ年頃の娘や息子に聞かせたかった」
等の感想をお寄せ頂きました!

一方で、「褒められることが多いと思うけど謙虚さを忘れないで」などのアドバイスも。
限られた時間の中、想いがこもったメッセージを込めて頂きましたこと、御礼申し上げます。

高校生にとって成長の場になりましたこと、ご参加頂いた皆様に改めて感謝致します。
本当にありがとうございました!

こちらから、あすびと福島によるイベントレポートもご覧頂けます。

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〈次回予告〉
次回の食べ通オープンミーティングは11/20(日) 13時からの開催です!
主役は、畑と食卓の距離を近づける為の取組みとして創刊された「兵庫食べる通信」
飲食店経営者である編集長を招き、出身者も知らない「兵庫の食の魅力」を発掘しましょう!お楽しみに!


高校生が伝えるふくしま食べる通信

季刊
2,500円
福島県

はじまりは「大好きな福島が誤解されて悔しい」という想いから。高校生は企画・編集を通じて毎号成長を重ねながら、真摯に向き合う農家さんを発信することで、自然体で福島に向き合って下さる皆さんの輪を広げます!

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